スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

遺伝カウンセラーの暗黙の人種的偏見がクライアントとの否定的なコミュニケーションと関連  

Health Psychology誌(2015年2月)から

遺伝カウンセラーの人種に対する暗黙の態度とコミュニケーションの関係。

Genetic counselors’ implicit racial attitudes and their relationship to communication.

Schaa KL, et al.

Health Psychology, Vol 34(2), Feb 2015, 111-119.

原文はこちら

目的:

人種に対する暗黙の態度は、対人的な相互作用を方向づけ、医療の格差の一因となると思われる。

本研究では、模擬的な遺伝カウンセリングの面接において、遺伝カウンセラーの人種に対する暗黙の態度とコミュニケーションの関係を検討した。

方法:

遺伝カウンセラーの全国代表標本を対象に、Race Implicit Association Test(IAT; Greenwald, McGhee, & Schwartz, 1998; Cooper et al., 2012)を含むウェブ・ベースの調査を実施した。

これらカウンセラーのサブ集団(67名)は、初期段階の研究に参加し、黒人、ヒスパニック系、非ヒスパニック系白人のSC(模擬クライアント)との出生前リスクまたは癌リスクに関するカウンセリングを行った。その面接はビデオに録画された。

カウンセラーのIATスコアと面接中のコミュニケーションとの関連性を頑健な回帰モデルを用いて検証した。

結果:

遺伝カウンセラーは、中等度から強度の白人びいきの偏見をもっていることがRace IATスコアで示された(M=0.41、SD=0.35)。

白人びいきの偏見が強いカウンセラーは、マイノリティの人種のSCと面接する場合、肯定的な感情を示すことが少ないと評価され(p<0.05)、情緒的に反応するコミュニケーションを行うことが少ない傾向が見られた(p<0.10)。

白人SCとのカウンセリングでは、白人びいきの偏見は、面接中の言語的優位性の低さ(lower levels of verbal dominance)と関連していた(p<0.10)。

カウンセラーの白人びいきの偏見が強いほど、白人SCはカウンセラーの非言語的な効果を肯定的に評価していた。

結論:

暗黙の人種的偏見は、マイノリティの人種のクライアントとの面接において、コミュニケーションの否定的な指標と関連しており、遺伝的な援助に関連する治療プロセスでは人種間の格差の一因となるだろう。

スポンサーサイト

Posted on 2015/02/19 Thu. 00:03 [edit]

category: 2015年2月号_Health Psychology誌

tag: 遺伝情報  遺伝カウンセリング  コミュニケーション 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://healthpsychology.blog.fc2.com/tb.php/33-9538e9d3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

カテゴリ

全記事表示リンク

タグ

検索フォーム

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。