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遺伝的なリスク情報に対する個人の反応は人種/民族やヘルスリテラシーの高さに影響される  

Health Psychology誌(2015年2月)から

遺伝的なリスク情報に対する人種および民族集団とヘルスリテラシーの影響

Effects of racial and ethnic group and health literacy on responses to genomic risk information in a medically underserved population.

Kaphingst KA, et al.

Health Psychology, Vol 34(2), Feb 2015, 101-110.

原文はこちら

目的:

個人が一般的な慢性疾患の遺伝的なリスク情報にどのように反応するかについて検討した研究はほとんどない。

今回の無作為化した研究では、医療サービスが十分に行き届いていない集団で、遺伝情報のタイプ(遺伝子検査/家族歴)、疾患のタイプ(糖尿病/心疾患)、人種/民族によって反応に違いが見られるか検討した。

方法:

1,057名の英語が話せる成人を対象に、4つのエピソードのうち1つを題材にした調査を行った(2×2の無作為化デザイン)。

従属変数は、遺伝子検査の受診に対する関心、医師または家族と話し合うことに対する関心、健康上の習慣を変えることへの関心とし、実験条件および人種/民族によって生じる従属変数の差をカイ2乗検定と多変量回帰分析を用いて検討した。

結果:

遺伝情報または疾患のタイプによって従属変数に有意差は認められなかった。

多変量モデルでは、ヒスパニック系の個人は、白人よりも遺伝子検査の受診に関心を抱いていた(OR=1.93、p<0.0001)。

ヘルスリテラシーの高い個人よりも、中等度または低い個人の方が遺伝子検査の受診に高い関心を持っていた。(中等度の個人のOR=1.54、p=0.005)(低い個人のOR=1.85、p=0.009)。

黒人とヒスパニック系は、白人よりも家族と話し合うことに高い関心を持っていた(黒人のOR=1.78、p=0.001)(ヒスパニック系のOR=1.85、p=0.001)。

非ヒスパニック系の黒人は、白人よりも遺伝情報について医師と話し合うことに高い関心を持っていた(OR=1.45、p=0.04)。

黒人とヒスパニック系は、白人よりも健康上の習慣を変えることへの関心が低かった(黒人:β=-0.41、p<0.001)(ヒスパニック系:β=-0.25、p=0.033)。

ヘルスリテラシーと被験者が変えようと思った健康上の習慣の個数との間には負の関連が認められた。

結論:

本研究の結果から、人種/民族が遺伝的なリスク情報に対する反応に影響を及ぼすことが示唆された。

さらなる研究によって、このような情報の認知的な表現が人種/民族集団によってどのように異なるかを検討できるだろう。

またヘルスリテラシーは、遺伝情報の提供方法を向上させる際に考慮すべき重要なものである。


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Posted on 2015/02/18 Wed. 20:13 [edit]

category: 2015年2月号_Health Psychology誌

tag: 遺伝情報  ヘルスリテラシー 
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