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健康に関連した行動において質問-行動効果は認められるか?  

Health Psychology誌(2015年1月)から

質問-行動効果:実際に効果があるのか、あるいは見せかけの現象なのか? 
メタ解析による無作為比較試験の系統的レビュー

The question-behavior effect: Genuine effect or spurious phenomenon?
A systematic review of randomized controlled trials with meta-analyses.

Rodrigues AM, et al.

Health Psychology, Vol 34(1), Jan 2015, 61-78.

原文はこちら


目的:

ある特定の行動に関する質問に回答するだけで、その行動が変わる可能性がある。

この現象は、単純測定効果(mere-measurement effect)または質問-行動効果(QBE: question-behavior effect)として知られている。

本研究は、健康に関連した行動に対するQBEのエビデンスをまとめることを目的とした。

方法:

レビューの対象とした研究は、健康に関連した行動や認知に関する質問票または面接の効果を、測定を実施しない対照条件または他の形式の測定と比較して検証した無作為比較試験とした。

サブグループ解析を行い、潜在的な調節因子を同定した。

結果:

41件の研究を対象とし、広範な保健行動について評価した。

メタ解析により、全体のQBEの効果は小さいことが示された(SMD*=0.09、95%信頼区間:0.04~0.13、κ=33)。
*SMD=標準化平均差(訳者補足)

対象とした研究には、中等度の異質性、バイアスのリスクの変動の高さ、出版バイアスの存在が認められた。

より徹底的に測定した条件と徹底的に測定していない条件を比較した研究を検討したところ、用量反応関係は認められなかった。

行動ごとのQBEには有意差は認められなかったが、デンタルフロスの使用、身体活動、スクリーニング検査受診のQBE(のSMD[訳者補足])は0から大きく離れていた。

行動もしくは認知を測定したか、態度を測定したか否か、質問票もしくは面接を用いた研究か、アウトカムが客観的な評価か自己報告かということによって、結果に変化は見られなかった。

結論:

健康に関連した行動に対するQBEのエビデンスがある程度認められた。

しかし、研究にバイアスのリスクや出版バイアスの存在が認められ、特に一部の研究では質問票に加えて、介入も提供されていたことを踏まえると、本研究で算出された小さな効果量は過大評価されている可能性がある。

測定することによって行動が変化するのかどうか、またどのような場合に行動が変化するのかということを確認するためには、介入内容を明確に特定し、事前に登録された質の高い試験の実施が必要である。

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Posted on 2015/01/31 Sat. 19:24 [edit]

category: 2015年1月号_Health Psychology誌

tag: 保健行動  メタ解析 
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