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認知機能と生活習慣の関連における年齢差  

Health Psychology誌(2015年1月)から

顔記憶と身体活動、社会認知的関与、TV視聴の関連における年齢差

Age differences in the association of physical activity, sociocognitive engagement, and TV viewing on face memory.

Heisz JJ, et al.

Health Psychology, Vol 34(1), Jan 2015, 83-88.

原文はこちら

目的:

身体的および社会認知的な生活習慣における活動性の高さは、高齢者では認知機能を促進する。

若年成人では、この生活習慣における活動性と認知機能の関連についてはほとんど分かっていない。

日常的な活動に重要な認知機能の1つはエピソード記憶である。

本研究では、若年成人と高齢者において、生活習慣における活動性とエピソード記憶の関係を検討した。

方法:

参加者は、62名の若年成人(平均年齢=24歳)と高齢者(平均年齢=74歳)であった。

Victoria Longitudinal Study Activities Questionnaire増補版を用いて、身体活動、社会認知的活動、TV視聴への関与度を定量化した。

エピソード記憶は、若者と高齢者の顔の記憶を検査する老-若の顔面認識パラダイムを用いて評価した。

結果:

若年成人と比較すると、高齢者は、身体的および社会認知的な活動性が低いと報告した。また、TV視聴などの受動的な行動が多かった。

若年成人では、身体活動とエピソード記憶の間に正の関連が認められたが、高齢者では見られなかった。

興味深いことに、高齢者ではTV視聴とエピソード記憶の間に負の関連が認められたが、若年成人では認められなかった。

若年成人でも高齢者でも、社会認知的活動とエピソード記憶の間に関連は見られなかった。

高齢者ではown-age effectが認められたが、顔の年齢と生活習慣における活動性に相互作用は見られなかった。

結論:

身体活動による肯定的な認知面のベネフィットは、若年成人でも認められた。

しかし、身体活動と認知との相互作用は、年代によって異なると思われる。

さらに、TV視聴は、高齢期では認知能力に特に不利益をもたらすと思われる。

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Posted on 2015/02/16 Mon. 22:56 [edit]

category: 2015年1月号_Health Psychology誌

tag: 身体活動  認知機能  生活習慣 
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身体活動を促すメッセージは効果的か?  

Health Psychology誌(2015年1月)から

熟慮と衝動のプロセスが身体活動を促すメッセージの効果を説明:無作為比較試験

Reflective and impulsive processes explain (in)effectiveness of messages promoting physical activity: A randomized controlled trial.

Cheval B, et al.

Health Psychology, Vol 34(1), Jan 2015, 10-19.

原文はこちら


目的:

本研究では、身体活動(PA)を促すメッセージを提供する際に、PAにおける熟慮と衝動のプロセスを考慮に入れることが、行動変容に効果的な提示方法や対象者の解明に有用かどうかを検証した。

方法:

参加者(101名)に、PA(実験条件)または健康的な食事(対照条件)を促す説得的なメッセージを提供した。

身体活動に対する熟慮は、ベースラインとメッセージへの曝露後の両時点で評価した。

PAに衝動的に接近する傾向(IAPA: impulsive approach tendencies toward PA)と座りがちな行動に衝動的に接近する傾向(IASB: Impulsive approach tendencies toward sedentary behaviors)は、manikin taskを用いて評価した。

主要な結果変数は、メッセージへの曝露後1週間の中等度~強度の身体活動(MVPA: moderate to vigorous physical activity)中に加速度計で評価した自由時間とした。

結果:

PAを促すメッセージにMVPAに対する直接的な効果は認められなかったが、以下の結果が示された。

(a)メッセージにより、特にベースライン時の意思が低~中等度の(高くない)参加者で、PAを実行しようとする意思が高まっていた。

(b)メッセージ後のPAへの意思とIAPAは、客観的なMVPAの正の予測因子であり、IASBは負の予測因子であった。

(c)IASBが低~中等度の(高くない)個人では、メッセージ後のPAへの意思がMVPAを予測していた。

追跡でのmoderated mediation analysisでは、以上の早期の結果が確認され、PAを促すメッセージは、ベースラインの意思が低~中等度で、IASBが低~中等度の参加者でのみ、メッセージ後の意思を介してMVPAの正の予測因子となることが示された。

結論:

本研究では、2つの境界条件を特定することによって、PAを促すメッセージが、客観的なMVPAの予測に効果的な場合とそうでない場合を明らかにする重要な知見が得られた。

Posted on 2015/01/22 Thu. 01:29 [edit]

category: 2015年1月号_Health Psychology誌

tag: 身体活動  情報提供による介入  無作為化試験  保健行動  保健メッセージ 
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エクササイズは小児と青年の不安・抑うつに効果的か?  


Cochrane Libraryの系統的レビューの結果から(2006年7月19日発表)

小児と青年での不安および抑うつの予防と治療におけるエクササイズ

Exercise in prevention and treatment of anxiety and depression among children and young people

Lillebeth Larun, et al.

原文はこちら


背景:

抑うつと不安は、小児と青年でよく見られる心理的な問題である。

最も多く行われる治療は、心理学的な治療(例えば心理療法)、心理社会的な治療(例えば認知行動療法)、生物学的な治療(例えばSSRIまたは三環系薬剤)である。

治療的介入は多岐にわたり、そのために臨床効果と副作用に関して疑問が生じている。

エクササイズはコストが低く、たとえあったとしても、副作用は少ない。

目的:

20歳以下の小児と青年での不安または抑うつの軽減、予防におけるエクササイズによる介入の効果を評価。

検索方法:

2005年8月までのCochrane Controlled Trials Register(利用可能な最新の試験)、MEDLINE、EMBASE、CINAHL、PsycINFO、ERIC、Sportdiscusを検索した。

選択基準:

20歳以下の小児と青年において、抑うつと不安を評価項目とした、負荷の高いエクササイズによる介入に関する無作為化試験。

データ収集と解析:

2名の著者が独立して解析に含める試験を選択し、方法論的な質を評価して、データを抽出した。

試験を統合し、メタ解析を用いた。

報告されたデータを統計学的に統合できなかった場合は、ナラティブ統合(narrative synthesis)を行った。

主な結果:

16件の試験、計1191人の11~19歳の被験者を対象とした。

11件の試験で、小児の一般集団を対象として、負荷の高いエクササイズと無介入が比較されていた。

不安得点を報告した6件の試験では、エクササイズ群の効果は有意ではなかった(標準化平均差[SMD][ランダム効果モデルによる]:-0.48、95%信頼区間[CI]:-0.97~0.01)。

抑うつ得点を報告した5件の研究では、エクササイズ群の効果を支持する統計学的な有意差が認められた(SMD[ランダム効果モデルによる]:-0.66、95%CI:-1.25~-0.08)。

しかし、すべての試験は全体的に方法論的な面で質が低く、対象集団、介入、用いられた測定方法に関して異質性が高かった。

治療中の小児を対象とした1件の小規模な試験では、抑うつ得点で対照群の効果を支持するような統計学的な有意差は認められなかった(SMD[固定効果モデルによる]:0.78、95%CI:-0.47~2.04)。

治療中の小児の不安得点を報告した試験はなかった。

小児の一般集団を対象とし、負荷の高いエクササイズと軽度のエクササイズを比較した5件の試験では、抑うつ得点と不安得点に統計学的な有意差は認められなかった。

3件の試験では、不安得点が報告されていた(SMD[固定効果モデルによる]:-0.14、95%CI:-0.41~0.13)。

2件の試験では、抑うつ得点が報告されていた(SMD[固定効果モデル]:-0.15、95%CI:-0.44~0.14)。

治療中の小児を対象とした2件の小規模の試験では、抑うつ得点に差は見られなかった(SMD[固定効果モデル]:-0.31、95%CI:-0.78~0.16)。

治療中の小児で不安得点を報告した試験はなかった。

小児の一般集団を対象として、エクササイズと心理社会的介入を比較した4件の試験では、抑うつ得点と不安得点に統計学的な有意差は認められなかった。

2件の試験で不安得点が報告された(SMD[固定効果モデルによる]:-0.13、95%CI:-0.43~0.17)。

2件の試験で抑うつ得点が報告された(SMD[固定効果モデルによる]:0.10、95%CI:-0.21~0.41)。

治療中の小児を対象とした1件の試験では、抑うつ得点に差は認められなかった(SMD[固定効果モデルによる]:-0.31、95%CI:-0.97~0.35)。

治療中の小児で不安得点を報告した試験はなかった。

著者の結論:

小児と青年の一般集団において、エクササイズには抑うつ得点と不安得点を低下させる効果があるように思われるが、その効果は小さく、また解析対象とした試験が少数であること、被験者、介入、測定方法が臨床的に多様であることから、結論を導き出すには限界がある。

エクササイズの負荷が高いか低いかには大差がない。

不安および抑うつで治療中の小児におけるエクササイズの効果は、エビデンスの基盤が不十分なために不明である。


一般向けの要約

小児と青年での不安および抑うつの予防と治療におけるエクササイズ

エクササイズは、抑うつと不安の予防および治療の積極的な戦略として奨励されている。

今回のレビューでは、試験データが乏しく、また主に大学生を対象に試験が実施されていることが見いだされた。

健常な小児を対象とした6件の小規模な試験では、無介入よりもエクササイズの方が不安得点を低下させることが示された。

5件の小規模な試験では、無介入よりもエクササイズの方が抑うつ得点を低下させることが示された。

治療中の小児を対象とした研究基盤は不十分であり、抑うつでエクササイズの効果を検討した試験は小規模で、3件しか実施されていなかった。

Posted on 2014/02/19 Wed. 19:23 [edit]

category: うつ_Cochrane Library

tag: うつ  不安  身体活動  小児  青年 
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エクササイズはうつ病に効果的か?  

Cochrane Libraryの系統的レビューの結果から(2013年9月12日発表)

うつ病におけるエクササイズ

Exercise for depression

Gary M Cooney, et al.


原文はこちら


背景:

うつ病は、よく見られる疾患であり、世界中で不健康状態と死亡の重要な原因となっている。

うつ病では、一般的に抗うつ薬および/または心理療法による治療が行われるが、エクササイズなどの他のアプローチを好む患者もいる。

エクササイズによってうつ病が改善される可能性があるとする理論的な根拠がいくつかある。

これは、2009年に最初に発表された以前のレビューの改訂版である。

目的:

成人のうつ病治療における無治療または対照の介入と比較した場合のエクササイズの有効性を判定。

検索方法:

2012年7月13日までのCochrane Depression, Anxiety and Neurosis Review Group's Controlled Trials Register (CCDANCTR) を検索した。

このRegisterには、以下の書誌データベースから関連する無作為化比較試験が登録されている。Cochrane Library(全期間)、MEDLINE(1950年~現在)、EMBASE(1974年~現在)、PsycINFO(1967年~現在)。

また、www.controlled-trials.com、ClinicalTrials.gov、WHO International Clinical Trials Registry Platformでも検索した。

日付不明または言語制限のある研究も検索に加えた。

さらに、2013年3月1日までのCCDANCTRを検索し、まだ登録されていない適格な可能性のある試験は「分類待ち」としてリストに載せた。

選択基準:

うつ病(試験の著者によって定義)の成人(18歳以上)を対象に、エクササイズ(American College of Sports Medicineの基準で定義)と標準治療、無治療またはプラセボ治療、薬物治療、心理療法、または他の積極的治療を比較した無作為化比較試験とした。

また、クラスター試験と個人を無作為化したクラスター試験も選択した。

産後うつ病の試験は除外した。

データ収集と解析:

本レビューの2名の著者が、試験および追跡の終了時点(利用可能な場合)での主要評価項目および副次評価項目に関するデータを抽出した。

全体の統合した(pooled)効果では、Hedges' g法と標準化平均差(SMD)を用いて、二値データではランダム効果モデルのリスク比を用いて、試験ごとに効果量を算出した。

うつ病を評価するために複数の様々なツールが用いられていた場合には、主要評価項目のみをメタ解析に含めた。

エクササイズの「量」が複数記載されていた場合は、最も大きな「量」のデータを用いた。また、低い「量」のデータを用いて感度分析を行った。

うつ病の診断方法(診断面接または尺度のカットオフ値)、エクササイズの強度、エクササイズのセッション数が効果量に及ぼす影響を検討するためにサブグループ解析を行った。

2名の著者が「バイアスのリスク」について評価した。

感度分析によって、研究の質が評価項目に影響を与えているか検討した。

主な結果:

39件の試験(2326人の被験者)が、本レビューの選択基準を満たしていた。そのうち37件の試験のデータをメタ解析で用いた。

多くの試験で複数のバイアスの原因が認められた。14件の試験で無作為化が適切に隠蔽化されており、15件でintention-to-treat解析が行われていた。また、12件で評価項目を盲検化した評価者を用いていた。

エクササイズと無治療または対照の介入を比較した35件の試験(1356人の被験者)で、治療終了時点でのうつ病に関する主要評価項目の統合したSMDは、-0.62(95%信頼区間[CI]:-0.81~-0.42)であった。これは中等度の臨床効果を示すものである。

中等度の異質性(I(2) = 63%)が認められた。

適切な割付けの隠蔽化、intention-to-treat解析、評価項目を盲検化した評価を行っていた6件の試験(464人の被験者)のみを解析したところ、主要評価項目の統合したSMDは、統計学的に有意ではなかった(-0.18、95%CI:-0.47~0.11)。

気分に関する長期的な追跡データを報告した8件の試験(377人の被験者)から統合したデータでは、わずかではあるが、エクササイズの効果が認められた(SMD:-0.33、95%CI:-0.63~-0.03)。

29件の試験で治療の受容性が報告されていた。3件の試験ではQOLが報告されており、コストについて報告されていた試験はなかった。また6件で有害事象が報告されていた。

治療の受容性(介入中の脱落者の人数で評価)のリスク比は1.00(95%CI:0.97~1.04)であった。

エクササイズと心理療法を比較した7件の試験(189人の被験者)を解析したところ、有意差は認められなかった(SMD:-0.03、95%CI:-0.32~0.26)。

エクササイズと薬物治療を比較した4件の試験(300人の被験者)の解析でも、有意差は認められなかった(SMD:-0.11、95%CI:-0.34~0.12)。

1件の試験(18人の被験者)では、エクササイズが高照度光療法より効果的なことが報告されていた(平均差[MD]:-6.40、95%CI:-10.20~-2.60)。

解析対象とした試験ごとに、2名の著者が独立して、Cochrane Collaborationの「バイアスのリスク」ツールに従ってバイアスの原因を評価した。

エクササイズの試験では、介入を受ける者と介入を行う者を盲検化する際に、こういった試験特有の問題がある。

多くの試験では、介入後の解析のための手法として、参加者による自己報告式の評価尺度を用いていた。これは結果にバイアスが生じる可能性がある。

著者の結論:

エクササイズには、うつ病の症状の軽減において、対照群の介入と比較すると中等度の効果が認められた。しかし、方法論的に頑健な試験のみで解析した場合には、エクササイズの効果はわずかであった。

心理療法または薬物治療と比較した場合には、エクササイズにこの両者を上回る効果は示されなかった。しかし、この結論は、数件の小規模の試験に基づいたものである。



一般向けの要約

うつ病におけるエクササイズ

このレビューの重要性:

うつ病は、よく見られる機能障害性の疾患であり、世界中で1億人以上が罹患している。

うつ病は、患者の身体的な健康に重大な影響を及ぼし、またQOLを低下させる。

研究では、薬物治療と心理療法がうつ病の治療に効果的であることが示されている。

しかし、他の治療法を試みようとする患者は多い。

NHSのガイドラインの一部では、エクササイズが、もう1つの治療選択肢となりうる可能性が示唆されている。

しかし、エクササイズがうつ病の効果的な治療であると研究によって実際に示されるかどうかは分からない。


このレビューに関心を抱くと思われる集団:

うつ病に罹患している患者や家族。
一般開業医。
精神保健の政策立案者。
精神保健施設の専門家。


このレビューで取り上げる疑問点:

このレビューは、2010年のCochraneレビューの改訂版である。そのレビューでは、エクササイズは、うつ病の症状を軽減させることができるが、その効果は小さく、患者が運動を止めた後には、その効果は持続しないと考えられると示唆されていた。

このレビューでは、以下の疑問に回答できるように、最後のレビュー以降、うつ病治療としてのエクササイズの効果に関する試験の実施が増えているかどうかを明らかにしようとした。

エクササイズは、うつ病の症状の軽減において無治療よりも効果的か?

エクササイズは、うつ病の症状の軽減において抗うつ薬よりも効果的か?

エクササイズは、うつ病において心理療法または他の非医学的な治療よりも効果的か?

エクササイズはうつ病の治療として患者にどのくらい受容されているか?


このレビューで対象とした研究:

検索データベースを用いて、18歳以上の成人を対象に、エクササイズがうつ病の治療にどのくらい効果があるかについて検討した、質の高い無作為化比較試験をすべて探し出した。

2013年3月までに発表された研究を検索した。

また、2013年3月の時点で進行中の研究も検索した。

すべての研究は、うつ病と診断された成人を対象としていなければならず、実施された身体活動は、『エクササイズ』の定義を満たすことを保証するために、基準に合致していなければならなかった。

このレビューでは、39件の研究、合計2326人の被験者を対象とした。

一部の研究では質が低く、これにより、今回の結果の信頼度には限界がある、とこのレビューの著者らは報告した。

質の高い試験のみを対象とした場合、エクササイズには、気分に対してわずかな効果しか認められず、それは統計学的に有意ではなかった。


このレビューのエビデンスから何が分かるか?

エクササイズは、うつ病の症状の軽減において、無治療よりもやや効果的である。

エクササイズは、うつ病の症状の軽減において抗うつ薬よりも効果的ではなかった。しかし、この結論は少数の試験に基づいたものである。

また、エクササイズは、うつ病の症状の軽減において心理療法よりも効果的でなかった。しかし、この結論も少数の試験に基づいたものである。

また、質の高い試験だけを対象としたところ、エクササイズと無治療の差は決定的なものではなかったことが報告されている。

エクササイズ治療への参加率の範囲は50%から100%であった。

うつ病治療でのエクササイズが、QOLを改善するかどうかというエビデンスに関しては結論が出なかった。


今後の展開:

今回のレビューの著者らは、今後の研究では、どのタイプのエクササイズがうつ病患者に最も有益であるか、また最も有益なセッションの回数と期間についてさらに詳しく検討すべきであると推奨している。

エクササイズが抗うつ薬または心理療法と同程度に効果的であるかどうかを明らかにするためには、さらに大規模な試験の実施が必要である。

Posted on 2014/02/17 Mon. 22:03 [edit]

category: うつ_Cochrane Library

tag: うつ  身体活動 
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中年成人において有酸素運動は有意に記憶を改善  

Health Psychology誌(2014年1月)から

中年成人におけるサイクリング vs ストレッチ/コーディネーション・トレーニングの特異的な認知的効果

Differential cognitive effects of cycling versus stretching/coordination training in middle-aged adults

Hotting K, et al. Health Psychology, Vol 33(1), Jan 2014, 19. doi: 10.1037/hea0000048

原文はこちら

Health Psychology, 2012, Vol. 31, No. 2, pp. 145-155.に掲載された論文の修正版


目的:

身体運動は、高齢者では認知機能の向上と関連しており、脳の可塑性を強化する。

そのポジティブな効果は、脳の前頭部と関連する実行機能に関してほぼ一貫して報告されてきた。

一方、齧歯類では、ランニングによって、記憶に重要な脳領域である海馬の機能的および構造的変化が誘発されることが示されている。

どの認知機能が運動の影響を受けやすいのか、また有酸素運動を増やすことが認知機能に有益かどうかという問題は依然として議論の対象である。

さらに、中年成人での認知への運動の影響についてはほとんど分かっていない。

方法:

運動習慣のない40~56歳の男女68人を、有酸素性持久力トレーニング(サイクリング)群または非持久力トレーニング(ストレッチ/コーディネーション)群の2つのトレーニングプログラムのいずれかに無作為に割り付けた。

両群ともに6ヵ月間、週2回の運動を行った。

さらに、運動習慣のない対照群も検討に加えた。

ベースラインおよび6ヵ月後に、標準化された心理検査によってエピソード記憶、知覚速度、実行機能、空間推論について評価し、全被験者に心血管系のフィットネス検査を実施した。

結果:

サイクリング群とストレッチ/コーディネーション群の両群で、対照群と比較して記憶の有意な改善が認められた。

エピソード記憶の改善と有酸素運動の増加には正の相関が認められた。

ストレッチ/コーディネーション・トレーニングは、サイクリング・トレーニングよりも選択的注意を顕著に改善していた。

結論:

今回の結果から、有酸素運動は、高い機能を有する中年成人でも有益な効果があるが、このベネフィットは、幅広い認知機能というよりは、記憶に極めて特異的であることが示唆された。

Posted on 2014/02/05 Wed. 20:10 [edit]

category: pickup_Health Psychology誌

tag: 身体活動  認知機能 
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