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看護教育における心理学教育  

Nurse Educ Pract誌(2012年11月)から

看護教育における心理学教育:アプローチ、問題、現在の実践に関するレビューと考察。

Psychology teaching in nursing education: a review of and reflection on approaches, issues, and contemporary practice.

de Vries JM, Timmins F

Nurse Educ Pract. 2012 Nov;12(6):316-21

原文はこちら


背景:

本稿では、看護師における心理学の意義と看護教育に不可欠な要素としての心理学の導入をめぐる問題について主に取り上げる。

心理学が看護教育にどの程度導入されているかは国によって大きく異なることから、この問題に関する議論と考察が必要であることが示唆される。

目的:

本稿では、(a)教育分野で看護の心理学について取り上げている学術的な英語文献を検討、考察し、(b)アイルランドの看護師・助産師学校での心理学教育の例を示して考察することを目的とした。

方法:

多様なデータベースを検索し、1906~2011年までの看護の教科書に記載されている心理学の内容を分析して文献レビューを行った。

この結果は、特定の事例について考察するための枠組みとして用いた。

結果:

レビューによって得られた文献は、論評、解説、教科書のレビュー、論説が非常に多く、実証研究はほとんどなかった。

文献で最もよく登場したトピックが3つ確認された。それは、看護カリキュラムにおける心理学の意義、取り上げる範囲の深さと内容、心理学の授業を他領域と統合して実施するか、独立して行うかの選択だった。

結論:

今回の結果から、全体として看護教育における心理学の意義に関して異論はないが、心理学の教育方法や統合する方法に関しては議論のあることが示唆された。

これらの議論については、現在のところ結論が出ていない。

教員が以上の点に関して積極的に議論、考察することが推奨される。また、実証的なエビデンスが欠如しているために、このような議論、考察が妨げられている。
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Posted on 2015/08/22 Sat. 00:13 [edit]

category: 医療系の教育

tag: 看護  心理学教育 
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大卒の看護師が多く、看護師の負担が低いほど院内死亡率が低下  

Lancet誌2014年5月24日号から

欧州9ヶ国における看護師の配置および学歴と院内死亡率:レトロスペクティブな観察研究

Nurse staffing and education and hospital mortality in nine European countries: a retrospective observational study

Linda H Aiken, et al.

The Lancet, Volume 383, Issue 9931, Pages 1824 - 1830, 24 May 2014

原文はこちら

背景

病院の経費を最小限に抑えるための緊縮政策と医療制度の再設計は、患者の転帰に悪影響を及ぼすリスクがある。

今回のRN4CAST試験は、病院の運営コストの中で最も大きな要素の1つである看護に関する意思決定に関して情報提供するために実施された。

本試験では、類似した患者の退院データを保有するRN4CAST試験に参加した12ヶ国のうち9ヶ国において、患者/看護師の比および看護師の学歴の違いが、一般的な外科手術後の院内死亡率と関連しているかどうかを評価することを目的とした。

方法

今回の観察研究では、欧州9ヶ国の病院300施設で一般的な外科手術を受けた、50歳以上の患者42万2730例の退院データを収集した。

管理データを標準的なプロトコル(国際疾病分類第9版または10版)でコード化し、30日の時点における院内死亡率を推定した。その際、次のリスク因子で補正した(年齢、性別、入院のタイプ、外科手術の種類を示す43個のダミー変数、入院時の共存症を示す17個のダミー変数)。

研究対象とした病院に勤務する看護師2万6516人の配置と学歴について調査した。

入院から30日以内の手術患者の死亡率に影響を与える看護側の要因について評価するために、病院および患者の特徴など看護以外の変数で補正を行う前と後とで、一般化推定方程式(generalised estimating equations)を用いて解析した。

結果

患者1例あたりの看護師の業務量が増加するほど、入院30日以内の入院患者の死亡率が7%上昇していた(オッズ比:1.068、95%信頼区間[CI]:1.031~1.106)。

また、大卒の看護師数が10%増加するごとに院内死亡率が7%減少していた(オッズ比:0.929、95%CI:0.886~0.973)。

看護師の60%が大卒で、看護師が平均6例の患者を担当する病院では、大卒の看護師が30%しかおらず、看護師が平均8例の患者を担当する病院よりも、患者の死亡率が約30%低かった。

考察

コスト削減のために看護スタッフを削減することは、患者の転帰に悪影響を及ぼす可能性がある。

また、看護師の大学教育に力を入れることは予防可能な院内死亡を減少させる可能性がある。

Posted on 2015/08/20 Thu. 19:53 [edit]

category: 医療系の教育

tag: 看護 
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